同志社

同志社大学の総合型選抜対策

同志社大学について

 同志社大学は新島襄によって1875年に設立された、同志社英学校がもととなっています。新島は幕末、当時は禁じられていた外国への渡航を試みて、10年間アメリカやヨーロッパで学びました。その間新島はキリスト教の洗礼も受けています。同志社の名は、同じ志を持つものが集うという意味に由来しています。キャンパスはメインキャンパスの今出川と、京田辺の2つがあります。

今出川キャンパス
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入

同志社大学の総合型選抜

 同志社大学にはさまざまな推薦入試の制度があり、その種類は主にAO入試と公募制推薦の2対大別できます。

AO入試について
 まずAO入試ですが、これは生命医科学部医情報学科、商学部商学科、文化情報学部文化情報学科、スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科で、AO入試が行われています。最も出願しやすいのはおそらく、例年倍率が低い商学部となるでしょう。ただし商学部の場合、出願に英語資格を有していることが条件となり、英検は使えません。高校生が取得しやすいのはTEAPで280点以上が必要となります。このTEAPの280点という数字は、英検2級と準1級の中間くらいと考えられます。文化情報学部は英検は必要ありませんが、英語・国語・数学のいずれかの評定平均値が4.0以上あることが望ましいとされています。
 またこれらのAO入試に関して、入試要項にはいずれの学部も「第一志望とする者」とありますが、実際には併願が可能です。

公募制推薦について
 同志社の公募推薦は推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験という名称で行われており、試験内容はAO入試と変わりないものも多く、チャンスは広がると考えて良いでしょう。この公募推薦(推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験)は、出願の時期、一次試験のみか二次試験もあるのか、浪人も出願可能か否かなど、学部学科によって本当に多種多様です。公募推薦といっても、いわゆるAO入試(総合型選抜)に近いものもあれば、一般的な公募推薦に近いものまでありますので、入試要項をよく見る必要があるでしょう。

提出書類について

 同志社のAO入試や公募制自己推薦は、事前提出書類が多くあります。これは出願する学部にもよりますが、志願理由書や2000字エッセイに加え、これまで読んだ本や映画の感想も書かねばならない学部もあります。もちろんそれらも、志願理由書や大学で学びたいことと関連している方が良いでしょう。関係なくても良いという意見もありますが、関係性を持たせることで、より強く自己をアピールすることにつながります。
 また、難しい本や映画を示した方がいいか?簡単な本や映画ではダメなのか?そんな疑問を持つ受験生も多いでしょう。二重まるからの合格者は、案外簡単なものを示し、それに対する自分の意見を書きました。よって事前提出書類に示す書評などは、難しい本を読んだかどうかを重視しているのではなく、そこに書く自分の意見の表現の仕方を重視していると捉えるべきでしょう。
 また、自治自立を重視する同志社においては、ボランティアなどをはじめとした、これまでの活動実績も強く問われます。なかには、その活動の代表者などからの、志願者評価書が必要になるばあいもあり、これは学校で部活動をしているコーチや先生でもよいわけですが、なるべくなら学外の人が良いでしょう。
 これら、事前に提出すべき書類が多く、その内容もある程度のレベルが求められます。よって同志社のAOを受験するには、早め早めの準備が欠かせません。

同志社大学法学部の自己推薦

 同志社大学法学部で行われている自己推薦は、出願資格が英検準1級など比較的高い英語資格が必要になります。そして試験内容は小論文と面接であり、その過去問題や面接の状況を受験生から聞く限り、難問でも奇をてらったようなものでもありません。
 これらのことからうかがい知れるのは、小論文や面接だけで差をつけようとしているのではなく、受験生の高校時代の取り組み、いわば活動実績も重視しているということです。よってその対策としては法学に関連した活動実績があるとよいでしょう。当塾では法学に関する論文コンクールへの応募や、政治家や国家機関への訪問および政策提言など、様様な機会を生徒たちに提供しております。
 また小論文に関しては、文字数をそこまで気にする必要はなく、内容を重視する対策を行った方が良いでしょう。小論文の書き方は様々あり、高校生はとかく結論から書くという指導を受けているケースが多いかと思います。ただそのことにとどまらず、法学部を受験するのであれば少なくとも演繹法や法的三段論法を知っておくとよいかと思います。
 

同志社大学 社会学部 教育文化学科の自己推薦

 教育というとどうしても教員養成という印象が付きまといいますが、この同志社大学の教育文化学科は教育を学べる学科の中でもかなり特殊といえるでしょう。まずそもそも、社会学部の中にあるという点がその特殊生徒の1つであり、そして教育文化学科という名称ももう1つ特徴だといえるのです。教育というと学校教育が思い浮かばれるものですが、この教育文化学科が目指すのは、多文化共生社会における人間形成です。ですので、学問的な教育には興味があるけれど、教員という将来を考えているわけではないという受験生には、この教育文化学科も選択肢の1つとしてお勧めしたいと思います。
 そして実際の試験においては、小論文やちょっとしたプレゼン、そして口頭試問などが行われます。それらの中でも重視されるのは、やはり自主自立の精神に基づいたこれまでの取り組みだということになるわけです。これはただ、数多くの活動を積み重ねればよいというわけではありません。総合型選抜を受験する生徒の中には「とにかくボランティア活動が必要だ」と盲目的に信じ込み、インターネットなどで見つけられるだれでも参加可能なものに申し込み、それを実績の1つに掲げるケースも少なくありません。しかしながら同じような受験生は多くおり、大学側もそうしたものを高く評価することはありません。

グローバル地域文化学部の推薦選抜

 グローバル地域文化学部には、ヨーロッパ、アジア・太平洋、アメリカの3つのコースがあり、学生はいずれかに属し、歴史・文化・課題に関して学際的な研究をすることになります。どの推薦入試に関しても言えることですが、この「学際的」「リベラルアーツ」「教養」などの言葉を間違えて捉えていたり、理解が不足していたりするケースは本当によくあります。辞書で言葉を調べるだけでは、本当の意味は理解できません。よってまず受験生に求められることとしては、この言葉の意味を、専門知として理解することです。
 例えば、信号の色を実際は緑色なのにもかかわらず「青」と表現するのは、赤や黄色と分別するためです。言葉にはこの分別用法というものがあり、先述の学際やリベラルアーツなどの言葉を、単なる分別用法としてのみ理解していては、推薦入試を受ける際には苦戦することが予想されます。
 つまりこのグローバル知己文化学部においては、提出書類の時点から小論文に至るまで、一貫して求められることは学部に対する深い理解です。学生債というところから始まり、グローバルと地域に対する理解、そして文化とは何か、これらに対する分類的な理解にとどまらない、専門的で学問的な知を有していることが重要なわけです。
 最後の受験情報に基づくアドバイスをさせて頂くと、面接においては一般的な形であり、受験生の提出書類に基づいた質問が多くなされます。よって受験生に求められることとしては、その質問に答えられるか否かが重要なのではなく、正しい答えを言うにとどまらず、自らの主張を展開することが必須であるといえます。単なる応答ではなく対話を心がけるようにするとよいでしょう。

同志社大学の総合型選抜のコツ

 同志社大学にはAO入試や自己推薦、さらには推薦選抜入学試験など、名称が異なる入試制度がいくつもあります。もちろんそれら入試制度の違いや、受験先の学部学科の特徴を把握しないことには合格には至りません。しかしながら、同志社大学が重視していることへの理解も同じように大切なのです。それは何かというと、やはり自治自立の精神の涵養ということになります。もちろんこれを言葉として覚えるのではなく、受験までにこれに基づいた行動を積み重ねることで、合格につながっていくわけです。

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