成城

成城大学の総合型選抜

ここでは成城大学で行われている総合型選抜に関し、法学部や社会イノベーション学部など、学部ごとにご各社や指導の実例を交えて入試の実態、および合格に向けた対策法を詳しくお伝えしていきます。

成城大学

 成城大学の祖は文部次官や東北・京都帝国大学総長などを歴任し、文部官僚として近代日本の教育制度の確立に貢献した澤柳政太郎です。公教育に限界を感じ、退官後に小学校を作ったのが成城学園の始まりです。成城大学は昭和25年に開学し、開学当初は経済学部と理学部がありました。経済学部は今でも成城の看板学部といって良いでしょう。卒業生としては羽田孜や小渕優子といった政治家や、及川光博やえなりかずきといった数々の芸能人も有名です。

成城大学の立地・アクセス

住所:〒157-8511 東京都世田谷区 成城6-1-20
アクセス:新宿から小田急線で15分。最寄り駅は成城学園前。

成城大学の総合型選抜

 成城大学の総合型選抜は他大学との併願が可能です。さらに成城大学では、経済学部、文芸学部、法学部、社会イノベーション学部、4つの学部すべてで総合型選抜が行われており、これら4つのすべての学部を受験することも可能です。
 成城大学の入試日程は学部ごとに分かれており、一次試験も二次試験もがky部ごとに異なります。そのため、どうしても成城大学の学生になりたい!そう考える受験生は4つすべてに出願し、4つすべて受験することが可能になるのです。
 また、合格した場合の入学金の支払いは12月上旬までとなっています。これは、他の大学に総合型選抜や学校推薦型選抜で受験した際にも、2大学以上に入学金を支払わなくてもよいタイミングであるといえるため、成城大学には第一志望の受験生だけでなく、併願先として受験する生徒も近年増加しています。
 また、出願資格や試験内容は細かな点で違いがありますから、学部ごとに入試要項をよく見る必要があります。

成城大学 経済学部の総合型選抜

 まず経済学部の総合型選抜には出願資格が設けられており、まず評定が3.8以上必要となり、さらには英語の評定が4.2以上もしくは英検2級レベルの英語力を有する受験生のみが、出願できることになります。そして実際の試験ですが、一次試験は書類審査となり、合格者は二次試験へと進みます。
 一次試験の書類審査に関しては、志望理由書と活動報告書などの提出が求められ、受験生がまず取り組まねばならぬことはこの書類作成になるわけです。よく総合型選抜の成功法として、アドミッションポリシーに基づく受験生の希望と大学が提供する学問の一致が重要だという言説がございます。たしかにそれは否定はしませんが、この成城大学の経済学部に関しては、活動報告書の提出が求められている点がポイントだといえるでしょう。大学に入学したらこういうことを学びたい、そんな志望理由書を目にすることは多いのですが、それでは100点満点中60点ほどです。高校で探求活動が活発化してきた中、高校でこういう活動を行ってきた、だからその続きを大学でしたい。そんな志望理由書を各生徒も増えてきており、より評価が高いのはそちらになります。なぜなら単なる希望を述べるにとどまらず、何らかの活動に基づいている方が、より説得力はあるといえるでしょう。
 二次試験では小論文が課せられておりますが、これは年度によってその問題内容が異なっており、ある年は1200文字程度の意見論述であったこともあれば、ある年は国語の模擬試験のような内容読解の問題が数問あり、その後に600字程度の意見論述の小論文が課せられていました。この程度の傾向の変化はよくあることであり、したがって成城大学の経済学部を受験する生徒は、過去問に偏った学習だけにとどまらず、過去問を中心にしながらも範囲を広げた学習を心がけるとよいでしょう。

成城大学 文芸学部の総合型選抜

 文芸学部の総合型選抜は、英文学科やヨーロッパ文学科では英語スコアが、マスコミュニケーション学科では評定が出願資格として設定されています。
 実際の試験は一次試験は書類審査となり、合格者は二次試験へと進み面接が行われます。このように文芸学部の総合型選抜は他学部と同じく二段階選抜ですが、一次試験は書類のみで、二次試験は面接のみとなります。比較的受験しやすいといえますが、その分、事前に提出する志望理由書などの書類、および取得している資格などが重みをもつことになるでしょう。英文学科やヨーロッパ文学科はとかく、志望理由書などに興味関心を記すだけの受験生が多くなることでしょう。たしかにそれは重要な要素なのですが、やはり興味関心のみにとどまっていては他の受験生と比較した場合、少々物足りないものとなるでしょう。よって、文学であったとしても何らかの実績に基づいた志望理由にすることが望ましいといえ、その実績とは何であるかを考えるとよいでしょう。
 マスコミュニケーション学科は英語などの資格は必要なく、評定さえあれば受験可能です。そうなると重視されるのは、やはりここでも志望理由書になります。なぜマスコミなのか、その理由は社会課題に焦点を当てるべきです。それも一般的にはあまり認知されていない、今は埋もれてしまっているけれども社会的に意味のある課題を見つけ、それを志望理由書に書く。そうすることが大切でしょう。

成城大学 法学部の総合型選抜

 成城大学法学部で行われている総合型選抜は、出願資格は特に設定はされてはおらず、提出書類もそれほど多くはないため、誰でも出願が可能です。試験内容は一次試験が書類と文章読解力審査となり、合格者は二次試験へと進みます。二次試験は面接ですが、ここでも資料分析や表現力が審査されます。
 他の大学もそうですが、成城大学でも法学部は文章読解能力の有無が審査の対象となります。法学部らしく文献や判例を読み取る能力がある受験生を求めているのでしょう。一次試験は模試で見るような論説文を長くしたものを読むわけですが、その文字数はおよそ8000文字もあり、かなりの長文になります。そして設問が8つほどあり、模試で見かけるような記述式の問いに答えていく形になります。その記述に関してですが、150文字前後で答えるものが多くあり、まさに読解力と表現力の両方、つまり大きくいえば文章力が試されるというものです。そして課題文の内容は、法や契約、さらには政治などといった法学部で学ぶ内容となりますので、なじみが薄いと感じるものかもしれません。さらに近年は、最後に350から400文字ほどの意見論述問題も課されており、なかなかボリュームがある問題になっています。この対策はやはり過去問が中心となるでしょう。というのも、8000文字もの課題文がそもそもないこと、さらには課題文や設問内容が近いものはどこにもなく、どうしても過去問題に頼らざるを得ないのです。
 そして二次試験では、資料の分析や表現力が審査される内容となっています。入試要項や入試ガイドにおいて、この内容は特に明かされてはいないためここでの言及は差し控えますが、受験生は日頃から新聞などをよく読み、政治や法などの社会問題に触れておくとよいでしょう。
 成城大学の総合型選抜は、法学部に限らず他の学部や学科においてもそうですが、一次試験で課せられる筆記試験おできがかなり重要です。志望理由書などの提出書類のみに偏った準備をする受験生は少なくありませんが、成城大学の場合は筆記が重要であり、志望理由書の出来でそれをカバーすることはできません。実際に志望理由書の内容が評価されるのは二次試験の面接の場においてですが、二次試験の合格状況を見た場合、二次試験に進んだ多くの受験生が合格していることから鑑みますと、成城大学の総合型選抜対策は、一次試験の筆記対策がかなり重要だということになるのです。

成城大学 社会イノベーション学部の総合型選抜

 社会イノベーション学部の総合型選抜は、まず英語のスコアが出願基準として設けられています。そのスコアは1728ほどであり、英検2級は必要ありません。ですのでこの社会イノベーション学部も、出願しやすいことに違いはありません。
 そして試験内容は一次試験は書類と課題図書に対する小論文や英語となり、二次試験は面接になります。ここで受験生にとって最大の難関になるのが、課題図書に基づく小論文になるわけです。この課題小論文ですが、まずは指定された図書を事前に読んでおき、書籍の中で触れられていた内容に対する問いと、自身の意見を書く問題が出題されます。この指定される書籍はいわゆる社会学で扱われるような内容で、例年、難しいものになっています。そもそも課題図書の内容を理解すること自体が難しいと感じる受験生も少なくありません。よってしっかりと理解するためには、繰り返し何度も読むことで内容を理解し、さらにはその内容に関する自分の意見を持つようにしましょう。実際の試験ではその内容の確認と、自分の意見が問われるような問題が出題されるとお考えください。ただその内容に関する問題というのも、ある程度の暗記が必要になってきます。ですので、この総合型選抜で社会イノベーション学部に合格する生徒は、課題図書を5回も6回も読んだというケースも珍しくはありません。この対策こそが最も時間がかかため、社会イノベーション学部合格に向けた、最大の難関だといえるでしょう。

 

二重まる学習塾の成城大学総合型選抜対策

①オンラインだけど対面授業もあり
 オンラインのメリットは自宅でも指導を受けられることですが、先生と会うことも大切だとお考えの方もいらっしゃるでしょう。当塾では東京(新宿)にて対面授業も行います。とくに面接対策などでは、こうした対面授業の有無が、試験当日大きな差を生むことになります。 

②指導時間や受験する大学の数に制限なし+追加料金もなし
 塾によっては指導時間や受験する大学の数に制限をかけている場合もあります。またその制限を超えると、追加料金が必要な場合もあります。当塾ではそうした指導時間や受験する大学の数に制限は設けておりません。料金も追加で頂くことはありません。

③塾長が直接指導
 先生がコロコロ変わるため、毎回アドバイスが異なるという塾も存在します。総合型選抜は短期決戦ですので、指導者がコロコロ変わる塾はお勧めしません。
 当塾では塾長自ら指導しますので、提出書類や小論文は系統的な指導を受けることが出来、やればやるほど上達します。

二重まるを選ぶ5つの理由

①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
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