関西学院

関西学院大学の総合型選抜

ここでは関関同立の一角を成す、関西学院大学で行われているグローバル入試、学部特色選抜、探求評価型入試といった、総合型選抜について解説いたします。 

関西学院大学について

 毎年、関西の住みたい街ランキングの1位になる兵庫県西宮市にメインキャンパスがある関西学院大学は、関関同立の一角をなす関西の難関私立大学の1つです。
 キャンパスの周りは高級住宅街となっており、関西学院大学のキャンパスも日本一美しいと評されます。プロテスタント系の大学であることからクリスマスには多くなツリーがライトアップされ、幻想的な雰囲気を多くの方が楽しんでいます。

上ヶ原キャンパス
〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1番155号

関西学院大学総合型選抜

 かつては推薦入試を経た入学する学生の割合が高いことがインターネット上などで批判をされていましたが、近年ではその割合を減らしつつあり、実は総合型選抜をはじめとした推薦入試の難易度が上がっているのが関西学院大学です。
 その推薦入試ですが、関西学院大学は毎年のように制度や中身を変えています。関西学院大学の総合型選抜分類すると、①グローバル入試、②スポーツ選抜入学、③探求評価型入学試験、④学部特色入学試験の4つの形で行われています。制度的にはこの4つで落ち着いているのですが、出願資格や試験内容、さらには問題の中身まで見ると毎年のように変化があるため、受験生はまずHPや説明会などでその情報を仕入れることから取り組みを始めなければなりません。
 また、現状の制度だけではなく、過去の制度を知っておくことも実は大きな参考になります。たとえ現行の制度では出願条件にはなっていないものであっても、過去は出願条件の1つであったというものは、それが評価される1つの要素になると考えることもできるからです。

関西学院大学グローバル入試

グローバル入試について
 関西学院大学にはさまざまな総合選抜の制度が存在しますが、かつてその中心であったのがこのグローバル入試です。グローバルな取り組みに力を入れてきた関西学院大学が、グローバル人材を求めることも当然だといえるでしょう。
 このグローバル入試には毎年その形を変えていますが、Ⅰ~Ⅲまでの3つのタイプに分かれていることは例年同じです。まずグローバルⅠですが、CEFR-B1レベル以上、つまり英検2級程度の英語資格(理系はB2の英検準2程度)が必要となります。それに加え、かつては180日以上の留学経験があることが求められていましたが、その条件が徐々に拡大されていき、留学期間の場合は90日に短縮されたり、国際交流経験や英語の弁論大会やエッセイコンテストの経験でも出願が可能になるなどしています。グローバル入試Ⅱはインターナショナル・バカロレア取得者が対象となり、Ⅲは帰国生入試となるため、最も出願しやすいのはⅠということになるでしょう。
 かつての入試倍率をを見ると、このグローバル入試Ⅰは倍率が低く抑えられておりますが、出願がしやすくなったことから、倍率が上昇していく見込みです。それでもかなり有利な入試制度であることに変わりはないため、関西学院大学を第一志望に考えている受験生は、まずはこのグローバル入試Ⅰへの出願を検討するとよいでしょう。

グローバル入試Ⅰの試験内容
 かつてのグローバル入試では、小論文と英語の試験が行われておりました。英語の試験は英語題材論述方式というものであり、それは高校の英語の先生であっても指導が難しいほどかなり何度が高いものでした。そして面接では、SGDsのことを問われるのはもちろん、その前のMDGsのことを問われたりするなど、面接の内容もかなり難しいものでした。しかしながら2026年度入試からは、英語の試験がなくなり、面接においてもかつてほど知識を必要とするような問いは少なくなっています。これらの点は取り組みやすくなったということの現れですので、多くの受験生が出願を考えることになるでしょう。

グローバル入試Ⅰの試験対策
 先述通り、関西学院大学は国際人材を集めたいという意図から、かつての推薦入試の中心はこのグローバル入試でした。しかしながらその出願条件が厳しく、なおかつ英語の試験内容も難しいことの2つが障壁となり、入試倍率の低迷につながっていました。
 そのため近年は、出願条件の緩和や英語試験を取りやめるなどの変更をしてるため、受験倍率は上がることが予測されます。では受験生はどういった対策をすればよいのでしょうか?まず、試験内容が小論文の身となっているため、ここだけで差をつけるという考えは難しといえます。たしかに小論文で差をつけることも可能ですが、英語の試験があった頃と比べてもその差は縮まってしまうわけです。ですのでこの入試はかつてと比較し、書類がより重視されると考えるべきなのです。書類というと志望理由書がまず思い浮かばれると思いますが、それはやはりそれまでの活動に基づいたものがより大切になるわけです。大学に入ってからどういう研究をしたいのかというのが志望理由書の中心となるわけですが、それも単なる願望レベルのことではなく、高校生の頃に積み重ねてきた活動や研究に基づいたものであれば、より説得力が増すわけです。

関西学院大学学部特色選抜

 かつて関西学院大学には、AO入試という入試方式が存在しました。ただそれは、文化活動やスポーツ、さらには学部のアドミッションポリシーに適しているかなど、様々な評価基準が1つの制度にごちゃまぜに存在していたため、入試制度改革の際にそれらを明確に分け、その1つがこの学部特色選抜だということになるのです。つまりこの学部特色選抜という制度は、各学部が定めるアドミッション・ポリシーに即している受験生を見極め、合否判断するというものなのです。
 学部特色入学試験と名前がついていますから、受験生は自分自身がなぜその学部の適しているのかを、客観的アピールできる材料が必要となるでしょう。たとえば教育学部を受験しようとするのであれば無料塾でのボランティアなどが、法学部を受験しようとする場合には法社会に関する論文コンクールなどにおける受賞歴などの実績が、評価を高めることになるでしょう。

関西学院大学探求評価型入試

 関西学院大学の中でも比較的新しい推薦入試方式が、この探求評価型入試です。最近では高校で生徒たちに探究活動に取り組ませる流れが広がっており、それを利用して受験できるこの入試は、探求活動を行ってきた受験生にとっては出願しやすいものだといえるでしょう。
 ではどういた探究活動が求められるのかというと、まず所属する学校内で行う探究活動に限られます。なおかつその内容が、アカデミックであり、社会的背景を含む活動に限定されます。そしてよく問われることとして、「探求の内容が志望する学部と一致していない」ということが挙げられます。たしかに多くの受験生は探求内容と一致する学部を選択する傾向が強いといえます。しかしながらこの一致に関しては、一切関係ないということが入試要項にも記されています。実際に当塾からこの入試方式で受験した生徒も、探求内容と学部の一致は全くと言っていいほどなかったものの、合格しています。

どの入試方式を選ぶべきか?

 これまで述べてきたように関西学院大学の総合型選抜は、グローバル入試、学部特色選抜、探求評価型入試が多くの受験生が出願する候補に挙がるでしょう。ですが出願資格を満たす入試方式が2つ以上ある場合、どの入試方式を選ぶべきかで悩む受験生は少なくないはずです。
 この際、一般的には入試倍率をみて選択するということがまず挙げられます。それはたしかに理にかなっている方法ですが、それだけではなく入試の内容や評価のポイントも合わせて鑑みるとよいでしょう。次に、入試倍率が同じである場合はどうするかという問題ですが、その際にはそれぞれの入試で自らが優位に立てるものを選択するとよいでしょう。これは試験内容と鑑みるということだけではなく、出願条件と照らして行うとよいでしょう。例えばグローバル入試の場合、国際交流経験がその出願資格の1つになっていますが、これは1週間程度の語学研修も出願資格に当てはまることになります。しかしながら、国際会議への参加経験があるという場合には出願資格の点で優位に立て津ということになります。探求評価型入試の場合、探求活動を行い構内だけではなく、校外においても発表し何らかの賞を得たという場合であれば、それが優位性を発揮するということになるのです。

どの学部を選ぶべきか?

 インターネット上では、「人間福祉学部が受かりやすい。」 「立地が悪いため三田キャンパスの学部は受かりやすい」などの情報をよく目にします。たしかに一般入試においては偏差値や合格最低点のデータから、合格しやすい学部を割り出すことは可能です。しかしながら、推薦入試は一般入試とは異なる基準で審査されているわけですから、一般入試をもとにしたこういった言説を当てはまることには無理があります。実際に、人間福祉学部の中でも社会起業学科は人気が高い学科であり、推薦入試でも倍率が高騰しがちです。
 では実際にどの学部が受かりやすいのか?まず考えられるのが、メインキャンパスではない学部です。総合政策学部(三田キャンパス)や教育学部(西宮聖和キャンパス)はたしかに受かりやすいと考えてもよいでしょう。しかしながら教育学部においては、英検2級がなくても受験可能な入試制度があり、そのため倍率が高まることも予想されます。また総合政策学部には国際政策などが学べるために、根強い人気があることも否定はできません。次に受かりやすい学部として挙げられるのが、経済学部と法学部です。関西学院大学は他と比較し女子比率が高いこと、さらに近年の古典的な経済や法を冠した学部の人気が下降気味であることが、この理由になります。

二重まるの関西学院大学対策

①関学に特化した活動実績対策+英検取得のサポート
 これまで説明してきた通り、関西学院大学の総合型選抜は出願資格の緩和や英語の試験の削減などから、合否にな今まで以上に活動実績が重要視されてきます。そのため当塾では、ボランティア活動はもちろんですが、学問的知識との接続が可能なものや、公的機関と連携したもの、国際会議レベルの活動実績を積み上げていくことが可能です。
 また、関学の出願資格には英検2級が必要な場合がほとんどであることを踏まえ、当塾では英検2級の取得サポートも致しております。2025年6月の試験では、このタイミングで英検2級を受験した塾生10名の全員が、2級取得を果たしております。

②関学特化の小論文対策
 当塾ではこれまで、関西学院大学の総合型選抜にはかなり力を注いできました。よって過去問題は10年分以上あり、その傾向を分析した類題なども豊富に用意しております。これらの教材と指導のノウハウ、さらには関学対策専用のテキストも作成しており、きっとほかのどの塾に行くより効果的な学習が可能でしょう。

③塾長自ら毎日指導
 当塾では塾長自らが指導します。他の塾では指導のメインは大学生になり、毎回指導する学生が変わるため、積み上げ式の学習が出来ないケースもあります。高い合格率を誇る指導を全ての生徒が受講できる、それが当塾のアピールポイントの1つです。また小論文や志望理由書等の作成、およびプレゼンや面接などの対策は、毎日受けることが可能となります。これだけの質と量を備えた指導を受けられる塾は、他にはないはずです。

④追加料金なし
 当塾の料金体系は5つのみであり、追加料金は発生しません。これは総合型選抜やAO入試で大学進学を目指す上で、お金の心配をなくし対策に集中できるという点で、とても重要なことになります。

⑤全国各地で対面授業を行います。
 オンラインの指導だけではなく、当塾は東京・名古屋・大阪・福岡などで対面授業を行っております。関学受験者の多くは関西県在住ということで、大阪でも特別授業を行います。ここでは関学の学生もお手伝いに来てくれますから、試験の様子や対策などを、直接聞くことが可能です。

二重まるを選ぶ5つの理由

①入試での優位性を高める活動実績+英検対策
②関学特化の小論文対策+志望理由書作成
③塾長自らが毎日指導
④追加料金の必要なし
⑤オンライン+全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
合同会社二重まる/nijumaru Inc.
〒107-0062

東京都港区南青山2-2-15
Mail:こちらから
TEL:0120-963-770

お問い合わせはLINEでも
友達登録は下のURL、もしくはQRコードからお願いいたします。
https://lin.ee/CyUBrH4
PAGE TOP